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日本全国には、鉄道・電車に関する鉄道博物館が沢山あるのをご存じですか?実際に活躍していた実物車両の展示や、NゲージやHOゲージなどの本格的なジオラマ、本物そっくりの運転台を再現した運転シミュレーターなど、子どもから大人、鉄道ファンまで楽しめる博物館が沢山あります!各地にある博物館では、特徴のある展示や体験で1日楽しめることができる施設になっています。
この記事では、日本全国各地にある“鉄道に関する博物館や施設”をご紹介します。
札幌市交通資料館は、昭和50年に開館し市営交通の歴史を発信していく拠点となっています。平成29年から一時休館していましたが、展示内容をリニューアルして、令和6年5月に新しい札幌市交通資料館がオープンしています。
北海道の鉄道発祥の地を記念してオープンしました。蒸気機関車や北海道全域で活躍した歴史的な鉄道車両を数多く展示しています。動く蒸気機関車があるのは、全国の鉄道博物館の中でも珍しいです。廃車となり解体された鉄道車両も多い中、これらは日本の鉄道技術の発展の歴史を今に伝える貴重なものです。
小樽市総合博物館は、小樽市の歴史と自然、北海道の交通史、科学技術をテーマにさまざまな活動を行っています。北海道の鉄道の歴史を詳しく知ることができる鉄道博物館になっています。本館には屋外静態展示場や蒸気機関車「しづか号」の展示などがあります。
函館市青函連絡船記念館 摩周丸は、1988年年3月の青函トンネル開業まで青函連絡船として運航していた摩周丸が、実際の乗り場であった旧函館第2岸壁に係留・保存・公開されています。
摩周丸内のブリッジ(操舵室)や無線通信室が当時のまま残されており見学できます。また、前部グリーン船室が展示室に改装されており、実際に使用されていた部品や展示されている模型等を見学できます。全国で鉄道航路を学ぶことができる施設(鉄道博物館)は珍しいです
青函トンネル記念館は、本州と北海道を結ぶ、海底240m、総延長53.85kmの津軽海峡の海の底を貫く青函トンネルの歴史を学ぶことができる施設です。館内にある「展示ホール」では、青函トンネル構想から42年、過酷な条件の中で繰り広げられた数々の工事の軌跡を、 当時の工事に係わる資料をもとに立体モデルや音・映像をもとに体感しながら学ぶことができます。
海面下140mへの世界を体験できる「体験坑道」では、「青函トンネル竜飛斜坑線 もぐら号」に乗り込んで、実際に工事作業に使った地下の坑道を通り、工事期間24年という壮大なプロジェクトを体感することができます。
全国で鉄道トンネルを学ぶことができる施設(鉄道博物館)は珍しいです。
青函連絡船メモリアルショップ 八甲田丸は、1988年3月の青函トンネル開業まで青函連絡船として運航していた八甲田丸を、実際の乗り場であった岸壁に係留・保存・公開されています。
八甲田丸内のブリッジ(操舵室)や無線通信室が当時のまま残されており、見学が可能です。当時グリーン船室として使われていたスペースで、乗船椅子に着席ができるほか、寝台室、船長室、事務長室を見学できます。この他、1階には、世界的にも珍しい車両甲板があり、留置されている郵便車や機関車、気動車等を見学することができます。全国で鉄道航路を学ぶことができる施設(鉄道博物館)は珍しいです。
2002年に廃線となった、ローカル鉄道・南部縦貫鉄道のレールバス車両が一般公開されています。廃線後、七戸駅跡に動態保存されている貴重なレールバスを見学することができます。不定期で開催されているイベント時には、レールバスの写真撮影のほか車両内の見学もできます。
小坂鉄道レールパークは、廃線となった小坂鉄道の線路や車両を利用した複合施設になっています。レールバイクの体験乗車や全国でも貴重な車両・機関車の見学など、懐かしい雰囲気と歴史を感じ楽しめるレールパークになっています。レールパーク内には、かつて上野駅と青森間を運行していた、寝台特急「ブルートレインあけぼの」が簡易宿泊施設として営業しており、A寝台個室・B寝台個室に宿泊が可能です。全国で寝台車両に宿泊することができる施設(鉄道博物館)は珍しいです。
仙台市電保存館は、大正末期から半世紀にわたり仙台市民の足として親しまれて、仙台の街中を走り続けてきた仙台市電の姿を未来に伝えるための施設として、1991年に開館しました。館内には、仙台市電創業当時の1号車など市電車両に係わる資料の展示やビデオ上映などを行っています。全国で路面電車を見学ことができる施設(鉄道博物館)は珍しいです。
新津市鉄道資料館は、1983年に新津駅の南西にあった旧新潟鉄道病院新津分室の空き建物を利用してオープンし、現在は移転しています。屋外には、200系新幹線電車先頭車両とE4系新幹線先頭車両、C57形蒸気機関車19号機、国鉄DD14 形式液体式ディーゼル機関車332号機、国鉄115系近郊形直流電車先頭車両、485系電車先頭車両の6両が展示されています。
館内の歴史ある資料の見学や、屋外の車両展示を見学を通して、「鉄道のまち新津」を体感してみてはいかがでしょうか。全国で蒸気機関車・ディーゼル機関車・電車・新幹線をひとつの施設(鉄道博物館)で見学できるのは珍しいです。
山梨県立リニア見学センターは、隣接する山梨リニア実験線での走行試験の見学や、超電導リニアの仕組みやリニア中央新幹線の概要を模型や各展示物等によって学び楽しむことができる施設になっています。センター内にある「どきどきリニア館」には、2003年に世界最高速度を記録した試験車両の実物をシンボル展示しており、超電導リニアの仕組みや原理を体感しながら学ぶことができます。
各展示の他にも、リニアグッズや地場産品を充実させた売店もあるので、山梨の観光スポットとして人気です。全国で走る超電導リニアを見学できる施設(鉄道博物館)で見学できるのは珍しいです。
さいたま市大宮区にある鉄道博物館は、2007年にJR東日本創立20周年記念事業として開館した、鉄道ファンにとってまさに聖地と言える博物館です。敷地面積約5万㎡の広大な敷地には、本館、南館、てっぱく広場などがあり、鉄道の歴史、技術、文化を様々な角度から学ぶことができます。
新幹線や蒸気機関車、電車など、時代を代表する車両が間近で見学可能です。例えば、展示されている車両のうち、0系新幹線やC57蒸気機関車などが目玉となっています。なかには、実際に運転士気分を味わえる運転シミュレータや、子供から大人まで楽しめるミニ運転列車など、体験展示も充実。運転シミュレータは、E235系電車などの運転操作を体験できます。
本の地下鉄の始まりは、1927年12月30日に上野~浅草間で開通したことです。地下鉄の誕生から現在に至るまでの歴史から、新しい技術までを体感しながら学習できる参加型ミュージアムになっています。全国で地下鉄の車両を見学・学ぶことができる施設(鉄道博物館)は珍しいです。
東武博物館は、館内を8つのコーナーに分けて構成しており、東武鉄道の鉄道やバス等の歴史や文化・役割を紹介しています。懐かしい蒸気機関車をはじめ、電車や機関、バス等の実物車両や貴重な資料を展示しているほか、リアルティのあるシミュレータや実物の機器を体験でき、東武鉄道を学ぶことができる鉄道博物館になっています。
京王れーるランドは、子育てファミリーを中心にお楽しみいただける施設になっており、学び・触って・体験できる」フロアとお子さまが安心して遊ぶことができるキッズフロアに分かれています。屋外には京王線で活躍し車両を展示しており、展示車両の周囲を走るミニ電車は子どもたちに人気で、京王電鉄を学び、楽しむことができる鉄道博物館になっています。
電車とバスの博物館は、東急電鉄の電車やバスをテーマにした博物館になっています。本物の電車やバスが展示されており、実際に見たり触ったりできるので、東急電鉄の電車とバスを学び、楽しむことができる鉄道博物館になっています。
京急ミュージアムは、京急の歴史的名車「京急デハ230形」の実物展示がされているほか、各種展示やシミュレータの運転体験やオリジナルデザイン車両の工作体験ができるコーナーなどがあります。思う存分京急を楽しめる鉄道博物館になっています。
ロマンスカーミュージアムは、小田急線開業当時の車両や歴代のロマンスカー車両が展示されており、子どもから鉄道ファンまでが楽しめるミュージアムになっています。ロマンスカーのペーパークラフトやアスレチック、運転シミュレーターなどが楽しめるゾーンは大人気で、小田急ロマンスカーを楽しむことができる鉄道博物館になっています。
「横浜市電」は、約70年間にわたって“ちんちん電車”の愛称で親しまれ、市電が廃止された翌年に横浜市電保存館が開館しました。館内には、7両の市電車両や停留所標識、敷石を当時の姿で保存しており、市電が走っていた時代を感じることができる鉄道博物館になっています。
ポッポの丘では、日本各地で活躍した鉄道車両を展示しており、車両の撮影や車両内の見学ができるほか、鉄道グッズの購入、協力農場から直送された卵を使った「たまごかけごはん」を、いすみ鉄道で活躍していた車両「いすみ204」の車内で味わうことが出来ます。全国各地で活躍した鉄道車両を見学することができる鉄道博物館になっています。
SLキューロク館は、9600形蒸気機関車や旧型客車などへの乗車見学ができるほか、9600形蒸気機関車に連結されて動く車掌車への乗車体験イベントも開催されています。SLキューロク館は屋内のため為、雨でも安心です。鉄道ファンなら一度は行ってみたいおススメの鉄道博物館です。
碓氷峠鉄道文化むらは、園内に旧信越本線の横川駅~軽井沢駅間の碓氷線の歴史を伝える鉄道資料館を開設されているほか、蒸気機関車からディーゼル、電気機関車をはじめ、特急「あさま号」の展示を屋外に行っています。子どもに人気のミニSLは、本物の蒸気機関車と同様に石炭と水で蒸気を作り走る本格仕様で、子鉄に限らず小さなお子様から鉄道ファンまで楽しめる鉄道博物館になっています。
ザ・ヒロサワ・シティ レールパークは、日本各地で活躍した鉄道車両の展示や鉄道設備が保存展示されています。展示車両は、E2系新幹線電車先頭車両や、D51形蒸気機関車、EF81形電気機関車、24系客車などが展示されています。お子様から鉄道ファンまで楽しめる鉄道博物館になっています。
A1. A. 多くの施設では、運転シミュレーターやミニ列車乗車体験、ジオラマなど、小さなお子さまでも楽しめる展示や体験があります。キッズスペースや授乳室を備える博物館も増えています。
A2.基本的に予約不要ですが、人気の運転シミュレーターや体験プログラムは整理券制や事前予約制のことがあります。公式サイトで事前に確認するのがおすすめです。
A3. はい!鉄道に詳しくない方でも、実物車両の展示やジオラマ、体験コーナーなどで十分楽しめます。鉄道好きの家族や友人と訪れて一緒に楽しむのもおすすめです。
全国には、鉄道の魅力を体いっぱいで感じられる博物館や施設がたくさんあります。実物の車両にワクワクしたり、ジオラマで旅気分を味わったり、運転シミュレーターで憧れの運転士になってみたり。子どもも大人も、きっと夢中になれるはずです。
今回ご紹介した鉄道博物館を参考にして、次のお出かけ先に「鉄道体験」をプラスしてみませんか?きっと思い出に残る1日になるはずです。