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線路や架線などの鉄道設備を点検する専用車両、ドクターイエロー

JR東日本では、国鉄時代から新幹線の検査にドクターイエローを使用してきました。
正式名称は「新幹線用電気・軌道総合試験車」であり、その役割は、新幹線区間を走行しながら線路や架線などの状態を検査することです。
新幹線の軌道の変位に関しては、試験車編成に含まれる軌道検測車によって測定されています。これまで運用されてきたドクターイエローは、走行性能の制限により、最高速度が210km/hに設定されていました。
ドクターイエローの後継車両 East i(イーストアイ)とは
従来のドクターイエローは最高速度が210km/hですが、より営業列車に近い運転条件での走行性能が求められていました。
そこでJR東日本では、2002年にE3系車両をベースに、275km/hでの走行が可能な「East-i」を導入しました。 この導入により、高速走行時の安全性と検測精度の両立が実現されています。
JR東日本では、新幹線タイプに加え、電化区間用・非電化区間用の在来線検測車両も含め、3種類のEast-iを運用しています。
East i(イーストアイ)にはどんな車両がある?
East i(イーストアイ)新幹線E926形電車
JR東日本では、ドクターイエローと同様に線路や設備の検査を行う車両として、「East i」と呼ばれる新幹線電気・軌道総合検測車を保有しています。 この新幹線電気・軌道総合検測車は、新幹線の安全な運行を支えるために、軌道や電気設備を定期的に検査する専用車両です。 East i(イースト アイ)は最新技術を搭載しており、高速での検査が可能なため、新幹線のコンディションを常に最適な状態に保つことができます。
East i-E(イーストアイ・ダッシュイー)E491系電車
JR東日本では、在来線版ドクターイエローとして「East i-E(イーストアイ・ダッシュイー)」E491系電車を保有しています。
この車両は、電化区間での走行に対応するため、交直流電車の3両編成で導入されました。
主に電界強度の測定や前方の画像データの取得などを行っています。
East i-D(イーストアイ・ダッシュディー)キヤE193系気動車
JR東日本では、在来線版ドクターイエローとして「East i-D(イーストアイ・ダッシュディー)」キヤE193系気動車を保有しています。
この車両は、JR東日本管内の非電化区間に加え、私鉄や第三セクター路線の検測も実施しています。
East i(イーストアイ)を見学する方法をご紹介!
駅で見学する
3種類のEast i(イーストアイ)は、不定期にJR東日本エリアの各線区の検測を行っています。
運行ダイヤは非公表となっていますので、偶然駅で見学できるとラッキーですね!
JRE MALLチケットの鉄道イベントに参加、見学する
JR東日本が運営するECサイト「JRE MALLチケット」では、East i(イーストアイ)の見学イベントのチケットが不定期で販売されています。 このEast iの見学イベントは非常に人気が高く、毎回完売となるほどの注目ぶりですので、ぜひJRE MALLチケットのサイトをこまめにチェックしてみてください!
見たら幸せになれる?「East i(イーストアイ)」の博士になれましたか?
East i(イーストアイ)は、JR東日本の新幹線区間、電化区間、非電化区間を含むすべての線路や架線などの設備を検測し、列車の安全で安定した輸送を支えています。 East iの役割を知ることで、その見え方が少し変わってくるかもしれませんね!
JRE MALLチケットでは、他にもお仕事体験や車両撮影会など各種イベントを販売しています!

JR東日本が運営するチケットサイト「JRE MALLチケット」では、JR東日本の鉄道体験をはじめとする各種アクティビティやイベント、レジャー施設などの体験チケットの販売中です!
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是非休日のお出かけに「JRE MALLチケット」の中から、特別な体験を探してみてはいかがでしょうか。