2025年「大曲の花火 全国花火競技会」を最大限楽しむ方法!観覧席チケットや見どころなどを解説!
日本三大花火大会の一つ「大曲の花火」は、例年8月最終土曜日に秋田県大仙市の雄物川河川敷運動公園で行われる花火大会で、2025年は8月30日(土)に開催されます。正式名称は「全国花火競技大会」といい、全国から花火師が集まって花火の形や色彩、独創性などを競います。
この記事では、「大曲の花火」の歴史や見どころ、臨時列車情報まで解説しています!
夏の秋田の風物詩!大曲の花火 全国花火競技会とは
「大曲の花火」は、例年8月最終土曜日に秋田県大仙市の雄物川河川敷運動公園で行われる花火大会で、例年60万人以上が集まる「日本三大花火大会」の一つとしても知られています。
正式名称は「全国花火競技大会」ですが、大仙市が合併する前の自治体名が「大曲市」であったことから「大曲の花火」として認知されています。
「大曲の花火」の歴史は古く、1910年(明治43年)に大曲市に鎮座する『諏訪神社』の祭典余興として始まったと言われ、100年以上の歴史を誇ります。
大会は昼花火の部と夜花火の部からなり、決められた3部門の総合評価によって審査が行われます。その結果により内閣総理大臣賞などが決まるため、選抜された28社の花火師たちは「大曲の花火」でその技術を競います。
第97回全国花火競技大会(大曲の花火)
- 開催日:2025年8月30日(土)
- 開催時間:昼花火の部 17:10~、夜花火の部 18:50~
- 会場:雄物川河川敷運動公園(秋田県大仙市)
- 天候規制:雨天決行(長靴と雨具(カッパ)は必需品)
大曲の花火 全国花火競技会の種目は2部構成
「大曲の花火」は2部構成となっており、「昼花火の部」と「夜花火の部」があります。
珍しい昼の花火ですが、昼花火の競技を見られるのは大曲の花火だけ!
昼花火の部
昼花火の競技大会は全国でも「大曲の花火」だけで、煙竜(煙物)や割物で競技を行います。
- 煙竜(煙物)…夜の花火の光とは異なり色煙を駆使して色彩豊かに空に模様を描き出します。
- 割物…夜の割物花火と同じ手法で、光の代わりに色煙で繊細な牡丹や菊を描きます。
夜花火の部
夜花火は「10号玉2発」と「創造花火」の部門からなり、なかでも創造花火は大曲の花火が発祥とも言われています。
- 創造花火の部…打ち上げ花火にテーマを設けて、色彩やリズム、立体感等を追求した、従来の概念を破った花火です。
- 10号玉 芯入割物の部…同心円状に真円を描く花火。4層以上の円を描く花火が競技の基準となっています。
- 10号玉 自由玉の部…芯入割物と重複しない花火で、長くゆっくり下へ垂れてくるものや上空で開花した後少し遅れて一斉にいくつもの花火が咲くものなどがあります。
大曲の花火 全国花火競技会の有料観覧席チケットについて
「大曲の花火」を会場近くで楽しむなら、有料の観覧席で見るのがおすすめです。花火の音や綺麗な色彩を大迫力で楽しめます。
場所や席の種類によって販売価格が異なりますので、ご希望の場所を事前にチェックしておくのが良いでしょう。
大曲の花火の観覧席情報
- 販売期間
- 1次販売:令和7年6月13日(金)10:00〜6月24日(火)23:59
- 2次販売:令和7年7月22日(火)10:00〜7月31日(木)23:59
- 観覧席料金
- プラチナペア席(定員2名) 60,000円(高さ約1mのステージの上に設置)
- デラックステーブル席(定員4名) 47,000円
- テーブル席(定員4名)34,000円
- 堤防BOX席(定員4名) 30,000円
- レジャーシート席(定員4名)11,000円
- ペア席(ベンチ)(定員2名) 12,000円
- イス席(定員1名) 7,000円
- カメラマン席A(上段)(定員1名) 20,000円
- カメラマン席B(中段)(定員1名) 15,000円
- カメラマン席C下段)(定員1名) 10,000円
「大曲の花火 全国花火競技会」へ行くなら電車がおすすめ
「大曲の花火 全国花火競技会」アクセス情報
- 開催場所:秋田県大仙市大曲雄物川河畔
- 電車でのアクセス:JR大曲駅から徒歩約20分 約2㎞
- 車でのアクセス:東北自動車道北上JCT~秋田自動車道・大曲ICより約10分
花火大会の会場付近は交通渋滞はつきものですが、大曲の花火は、大会終了後の明け方まで交通渋滞が続くことが予想されます。
JR東日本では「大曲の花火 全国花火競技大会」に合わせて臨時列車を運転します!ぜひ電車の利用をご検討ください。(一部列車はえきねっとからは予約できませんのでご注意ください。)