【長野の紅葉名所10選】ロープウェイ＆ドライブで巡る絶景紅葉スポットガイド

竜王マウンテンパークは、標高1,770メートルの山頂に広がる紅葉の名所で、ロープウェイを利用してアクセスできます。 山頂にある展望施設「SORA terrace」では、天候が良ければ雲海が眼下に広がり、北アルプスや妙高山、さらには佐渡島まで見渡せる壮大な景色を堪能できます。 特に夕方には、沈む夕日が雲海を赤く染め、幻想的な風景が広がります。秋になると、ダケカンバや白樺、ブナなどの木々が色鮮やかに紅葉し、山全体が美しい黄色に包まれます。

富士見台高原ロープウェイ ヘブンスそのはらは、標高1,400メートルに広がる富士見台高原へと向かうロープウェイです。
秋には、ゴンドラに乗りながら色づいた紅葉を眼下に楽しむことができ、まるで空中散歩のような体験が味わえます。 また、10月上旬から11月上旬にかけては、早朝限定の「雲海Harbor」が開催され、運が良ければ一面に広がる雲海を眺めることができます。

おんたけロープウェイは、標高3,067メートルの御嶽山の7合目に位置する、標高2,150メートルの飯森高原駅までを結ぶロープウェイです。
ゴンドラからは、御嶽山をはじめ、北アルプス、中央アルプス、乗鞍岳など、雄大な山々のパノラマビューを楽しむことができます。山頂駅には展望台や高山植物園、散策コースが整備されており、秋にはナナカマドやダケカンバが赤や黄色に色づき、鮮やかな紅葉が広がります。

千畳敷カールは、約2万年前の氷河期に形成された半円状の窪地「カール地形」で、高山植物の宝庫として知られる自然豊かなスポットです。
中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイを利用すれば、標高2,612メートルの千畳敷カールまでアクセス可能。 そこからは、富士山や北岳、間ノ岳などの名峰を望むことができ、雄大な景色が広がります。 秋には、赤や黄色に色づいた木々と白い岩肌が織りなす美しいコントラストの紅葉が楽しめます。

北八ヶ岳ロープウェイは、標高2,237mの坪庭自然園へアクセスできるロープウェイです。 ロープウェイからは、南アルプス、中央アルプス、北アルプスといった日本三大アルプスの雄大な景色を一望できます。標高差があるため、場所によって紅葉の色づきが異なり、ゴンドラからは色とりどりの紅葉が絨毯のように広がる絶景が楽しめます。 山頂駅すぐの坪庭自然園では、溶岩台地に広がる高山植物と紅葉のコントラストが美しく、秋ならではの景観が広がります。

栂池自然園は標高1,900mに位置し、北アルプスの雄大な景色を堪能できる「つがいけロープウェイ」の山頂駅からアクセス可能です。片道約5分の空中散歩では、四季折々の美しい風景が広がり、特に新緑と紅葉のシーズンは圧巻の眺めが楽しめます。
紅葉の見ごろは9月下旬から10月中旬。園内には整備された遊歩道があり、白馬三山を望みながらのトレッキングが満喫できます。

白馬八方尾根は、ゴンドラとリフトを乗り継いで訪れることができる、人気の紅葉スポットです。
総延長3,445mの八方アルペンラインは、八方ゴンドラリフトと2つのクワッドリフトからなり、標高差1,060mを40分ほどで一気に登り、標高1,830mの第1ケルン・八方池山荘まで到達できます。
八方池山荘から八方池までは、往復約2時間半のトレッキングコースとなっており、白馬三山を映す八方池と色鮮やかな紅葉を同時に楽しめます。秋には、ダケカンバやナナカマドが赤や黄色に美しく染まり、山の景色を彩ります。

白馬五竜ゴンドラ「テレキャビン」に乗れば、標高1,500mの山頂・アルプス平まで一気にアクセスでき、空中からブナやカエデの紅葉を楽しめます。山頂から望む、五竜岳をはじめとする北アルプスの雄大な景色と、赤や黄に染まる紅葉のコントラストも、まさに絶景。彩り豊かな秋の森の遊歩道では、まるで絵画の中にいるような感動を味わえます。さらに、山頂駅にある「高山植物園」では、300種以上の高山植物との出会いも楽しめます。

美ヶ原高原の紅葉は、10月中旬から下旬にかけてが見頃。レンゲツツジやカラマツ、シラカバが赤や黄に色づき、高原全体が秋色に染まります。中でも、天狗の露地の遊歩道沿いや王ヶ頭・王ヶ鼻からの眺望は格別で、北アルプスや富士山を背景にした紅葉の絶景が楽しめます。
さらに、ビーナスライン沿いの落合大橋から望む紅葉も見どころのひとつ。標高によって色づきが変化するため、ドライブしながら多彩な紅葉風景を堪能できるのも魅力です。

雲場池は、軽井沢町にある周囲約1kmの小さな池で、「スワンレイク」の愛称でも親しまれています。水面に映る紅葉が美しいことで知られ、秋にはモミジやカエデが赤や黄色に色づき、まるで絵画のような風景が広がります。紅葉の見頃は、例年10月中旬から11月上旬頃です。